LINE自作スタンプの作り方 初心者でも大丈夫

LINEには、企業やプロのクリエーターの方がスタンプを提供、販売していますが、素人でも自作でLINEスタンプを作り販売することができます。ここではその作り方を、初心者向けに解説していきます。初心者のころはなかなかなれないかもしれませんが、一度作り方を覚えてしまえば意外と簡単ですよ。

クリエータースタンプの作り方は?イラストを用意しよう

まずは自分でスタンプの題材を考えましょう。スタンプの大きさを考え、それほど複雑なキャラクターにならないようにすると良いです。
注意する点としては、ウサギやパンダといった動物のキャラクターは可愛いのですが、その分、既にほかのクリエーターさんが販売されている可能性も高く、その分注目されるのが難しいです。

題材が決まったら実際のスタンプのイラストを描いていきます。LINEスタンプを作るには、最低8個のスタンプ画像(8個、16個、24個、32個、40個から選べます)と、1個のメイン画像、1個のトークルームタブ画像が必要です。メイン画像とはスタンプを購入する人が見るトップ画像で、トークルームタブ画像はLINEのトークルームでスタンプを押そうとするとき、あなたのスタンプのタブを探すための画像です。

メイン画像とトークルームタブ画像はスタンプ画像のどれかを使えば良いので、最低限8個のイラストが描ければスタンプとして申請をすることができます。イラストは専用のソフトを使用して描ければ良いのですが、それを用意するのが大変という方は、パソコンをお持ちであればウィンドウズのペイントソフトを使いましょう。もちろん、ipadなどを使ってイラストを描いてもOKです。

気をつけたいのはそれぞれのスタンプのサイズです。これは370×320ピクセル以下というきまりがあります。このサイズ以内で作成してください。また、画像ファイルはPNG形式という形式で保存をする必要があります。ウインドウズのペイントを使うのであれば「名前を付けて保存」をするときにPNG形式を選べばOKです。

透過作業をしよう

イラストが用意できたらそれぞれのイラストに「透過作業」をしていく必要があります。
LINEスタンプは、トークルームでスタンプを押したときに、スタンプの背景が透明になっている必要があり、この「透過作業」ができていないと、スタンプの周りが白いフレームのようになってしまします。この作業には、特別なソフトが必要ですが無料でこの作業ができるソフトもたくさんあります。私は「手軽に透明PNG」というフリーソフトを使っています。

他の画像を付けて申請!

透過作業が終わったら、1個のメイン画像と1個のトークルームタブをつくりましょう。
メイン画像は240×240ピクセル、トークルームタブ画像は96×74ピクセルの大きさですので、できたスタンプのイラストのうち好きな画像をこの大きさに変更すればOKです。全部のイラストが用意できたら、LINEクリエーターズマーケットのサイトにアップロードをして、審査を通過するのを待ちましょう。審査の通過まで半年かかる、という時期もありましたが、私の場合、長いもので3か月、短いもので1か月くらいで審査が完了し、販売することができました。