「彼氏をローンで買いました」脚本家の野島伸司 経歴と作品の魅力を解説

現在、FODで毎週金曜日に配信されている「彼氏をローンで買いました」の脚本家・野島伸司さんについて経歴と作品の魅力をご紹介していきたいと思います。

野島伸司さんと言えば、これまでもテレビドラマで数々の話題作を生み出している人気脚本家です。最近はネット配信ドラマを手掛けています。

「彼氏をローンで買いました」脚本家・野島伸司の経歴

野島伸司さんは新潟県出身で1963年3月4日生まれの55歳です。テレビドラマの脚本家としての方が有名かもしれませんが、小説や絵本、作詞などの分野でも活躍していて、とても多彩な才能を持つ人物です。

中央大学法学部政治学科に入学するも中退し、ロサンゼルスに渡米してホームステイをしながらカリフォルニア大学ロサンゼルス校に通っていました。

帰国後は肉体労働など様々なアルバイトを経験し、22~23歳頃に勤めていた青森の製缶工場で毎日同じ作業を黙々と熟す日々の反動からアイデンティティを確立したいと思ったとき、帰り道で偶々見掛けた雑誌のシナリオ募集に応募してみようと思い執筆し始めたのが脚本家への第一歩となりました。

その後、脚本を学ぶためシナリオ作家協会のシナリオ講座を受講しまいた。このとき脚本家の伴和彦さんが講師として講習を行っていて、その縁でテレビドラマのプロットを手掛けるようになりました。

その後、1988年に「時には母のない子のように」と言う作品でフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、脚本家としてメジャーデビューしました。同年に「君が嘘をついた」と言う作品で連続テレビドラマの脚本家としてデビューし、平均視聴率が17.3%と高視聴率を記録し注目を集めました。

デビュー作後はフジテレビでトレンディドラマの脚本家として活躍し、一時代を築き上げました。その後は「高校教師」や「人間失格」などの話題作を手掛けています。

近年は芦田愛菜さんとシャーロット・ケイト・フォックスさんが主演を務めたテレビドラマ「OUR HOUSE」を手掛けていました。昨年からはFODやHuluなどでネット配信ドラマの脚本を手掛けています。

野島伸司さんの作品の傾向

野島伸司さんは時折、かなりの問題作を作り出します。問題作過ぎてスポンサーが降りたり、PTAに「子供に見せたくない番組」と言われたりと、社会的に影響を与える作品が多いです。

野島伸司さんはその時代の若者をターゲットに、みんなが隠しておいきたい、明るみに出したくない、社会の暗部とも言える問題を鋭く描く傾向があり、どの作品も話題を呼び、そして考えさせられる作品となっています。

例えば「人間・失格~たとえばぼくがしんだら」ではイジメや体罰、虐待、自殺など未だに社会問題になっている内容を生々しく描いています。我が子を失った親の想いなども描かれているので、生々しいですが個人的には道徳の時間にでも子供たちに見せた方が良いのではないかと思う作品です。

野島伸司さんは脚本だけではなく、テーマ曲にも拘っていて、「高校教師」で使われた森田童子の「ぼくたちの失敗」や「未成年」の主題歌や挿入歌に使われたカーペンターズの曲がドラマとマッチして音楽もヒットしていました。

音楽がドラマとマッチするとドラマの内容も音楽も印象に残るんですよね。野島伸司さんの作品はドラマとテーマ曲がしっかりマッチしていることもヒットする理由なのかもしれません。

そして今年、FODで配信開始した「彼氏をローンで買いました」は現代女性の欲望や願望を明るく少しコミカルに、でも赤裸々に描かれている作品となっています。

「彼氏をローンで買いました」脚本 野島伸司 経歴と作品の傾向を解説まとめ

長年、第一線で活躍してきた野島伸司さんについて、どんな人物なのか少しは伝わったでしょうか?臭い物に蓋をしない野島伸司さんの作品は少し辛辣な部弁もありますが、見て損はないと思います。機会があれば過去の作品も見てみてください。

そしてFODで配信開始した「彼氏をローンで買いました」も鋭く女性の願望などが描かれているところが見どころです。