メルカリで、取引成立後にキャンセルをするということは、原則的に禁止されており、ペナルティが課せられます。しかし、やむを得ない理由によるキャンセルであれば、当然ペナルティが課せられません。今回はメルカリ出品者側のキャンセルとペナルティについて説明していきたいと思います。
キャンセルができるのはどんな時?
先に述べた通り、基本的に、メルカリにおいて取引が成立した後に出品者がキャンセルする、ということはできません。
しかし、以下の場合、キャンセルが可能となります。
・購入者側からの支払いがない場合
・購入者がキャンセルを申し出てきた場合
こういった場合に、キャンセルが可能となります。
これらについて具体的に、説明していきたいと思います。
購入者側からの支払いがない場合
購入すると、購入者が支払いを済ませる期日として三日という支払い期限が設けられています。これを過ぎると、出品者の取引画面にキャンセルボタンが表示されるようになり、取引をキャンセルすることができるようになります。
これによりキャンセルされた取引きの評価はされません。
購入者からの、支払いが遅くなるなどといった事前の報告がなければ、取引をキャンセルしてしまっても問題はないでしょう。
購入者がキャンセルを申し出てきた場合
取引開始後に、購入者が何らかの理由でキャンセルを申し出てきた場合、次のような方法で取引をキャンセルすることができます。
・振込完了前であれば、支払いを待ってもらう
・振込完了後であれば、商品を発送しない
一番目の方法だと出品者側にキャンセルボタンが表示され、二番目の方法だと、購入者側にキャンセルボタンが表示されます。
そして、キャンセルボタンを押し、キャンセルフォームへの記入をすれば、キャンセルの完了です。
お金はかかるの?評価は?
基本的に、キャンセル手続きにお金はかかりません。
購入者が支払い完了後にキャンセルする場合、購入者の振込手数料は戻りませんが、出品者が負担する手数料などはありません。
また、これからの信頼に関わってくる取引後の評価も、キャンセルされた商品についてはつくこともありませんので、問題ありません。
ペナルティはあるの?
ここで、手数料や評価と同等もしくはそれ以上に気になってくるのが、ペナルティの有無ではないでしょうか。
安心してください。ペナルティはありません!
基本的に、上記のような、購入者側の都合でのキャンセルにはペナルティはつきません。
しかし、自分の都合でのキャンセルを連続して続けてしまったり、発送日が遅れてしまい購入者側からキャンセルされる、ということを繰り返すと、購入者からメルカリ事務局へ、悪質な取引として報告される数が増える可能性があります。
そうなると、出品停止や利用停止などといったペナルティが課される可能性もありますので、注意が必要です。
自分の都合でのキャンセルは、基本的にできませんが、商品を紛失してしまった、他のサイトで同時に売れてしまった、などといったどうしてもキャンセルが必要な場合は、購入者と十分に話し合った上で、上記のような方法でキャンセルを行うようにしましょう。
そうすれば、購入者によってメルカリサイトへの報告をされるリスクは軽減されますね。
まとめ
いかがでしょうか。
このように、出品者視点で見た場合、購入者の都合によるキャンセルにペナルティはつきませんし、よほどのことをして購入者に迷惑をかけてしまった場合でなければ、ペナルティを課されることはありません。
購入者としっかりと話し合いをして正式な手続きをとるようにしましょう。
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