LINEモバイルのデメリットとメリット

LINEモバイルを使ってみたいけど周りに使っている人がいないからよく分からないという方も多いと思います。

そこで今回はLINEモバイルを申し込んでみようか迷っている方のために、現在利用している私が思うデメリットやメリットを赤裸々に綴ってみたいと思います!

結論から言うとLINEモバイルを使用して大きな不満はないのが現状です。

この記事を見ることでLINEモバイルのデメリットとメリットがわかるようになります。

LINEモバイルのデメリット

いきなりデメリットから書くなんて不安を煽るようですが、実際契約を申し込む前に思うのは「これで本当に大丈夫か」ということだと思います。まずデメリットをきちんと把握して自分に合うかどうか考えてみてください。

デメリットその1 セット端末の魅力が薄い

いざ初めてLINEモバイルを契約しようと思ったとき、端末も新しくしたいと思う方が多いと思います。LINEモバイルでは契約時にセットで購入できる端末もいくつかあるのですが、私にとってはあまり魅力的な端末がありませんでした。

HUAWEIやASUSといった中国系メーカーの端末は多いのですが、やっぱりiPhoneがいいと思った私には魅力的に映りませんでした。また金額も1万円~3万円台のものが主で、性能を重視したい人には物足りない端末が多いと感じます。

それならSIMフリーの高性能なスマホにしたらいいのですが、SIMフリースマホは基本的にはセット端末のように分割払いができず初期費用が大きくなってしまいます。最新のiPhoneだと10万円前後の端末代を一気に支払わなくてはならないのでこれがキツイですね。

ただ端末は安いものでいいと思う方にはセット端末もいいと思いますし、セット端末だと分割払いもできるので初期費用を抑えることもできます。

デメリットその2 時間帯や場所によって通信速度の変動がある

通信速度についてはMVNOにする上で気になっている方も多いと思いますが、基本的にはキャリアに比べて通信速度は劣ってきます。また人の多い場所や通勤時間などの回線が混雑しやすい時間帯は通信速度がかなり遅くなってしまうこともあります。

これはどのMVNOでも言えることで仕方ないところもあります。ただゲームや大きいデータのダウンロード時などはイラッとすることもあるのが現状です。大きいデータのやりとりが多い方は注意したほうがいい点です。

デメリットその3 契約はネット申し込みが主で契約できる店舗が少ない

ネット申し込みはいつでもどこでも契約の手続きができるので楽ではあるのですが、契約時の注意点などを自分で公式サイトから探しながら読んでいかなければなりません。何も考えずとりあえず契約するだけなら10分位でできるのですが、初めて申し込みをするときはやはり慎重に決めたいものです。

特にプランやオプションについてどれが自分に合うかや、支払いの方法などの注意点は読むだけで疲れてしまいます。その点店舗での申し込みだと気になる点をすぐに聞けるし、大事なことは説明してくれるので安心感があります。

現在店舗で契約できるのは大きな家電量販店などに限られています。都会暮らしでビックカメラやヨドバシカメラが近くにある方はいいのですが、田舎暮らしの私には店舗に行くということが大きなハードルでした。

以上が私が感じるLINEモバイルのデメリットです。これ以外にも通話品質やサービスについての不満がネット上の評判でも見られます。ただ私が感じるのはこの3点くらいのものなので使用にもそんなに不満があるわけではありません。ではここからはLINEモバイルについてのメリットを解説していきたいと思います。

LINEモバイルのメリット

LINEモバイルを使いはじめて約1年以上経ちましたが、デメリットよりメリットを感じることのほうが多いのが私の率直な感想です。私が感じるLINEモバイルのメリットは以下のようになっています。

メリットその1 データフリーという強力なサービスがある

最近他のMVNOなどでも多くなってきた、いくつかのサービスについてデータの使用量をカウントしないサービスをLINEモバイルではデータフリーと呼んでいます。契約内容にもよりますが、LINEやTwitter、InstagramなどのSNSが主にデータフリーの対象となっています。

私は今友人との連絡や情報収集などはSNSを使うことが主で、このサービスが絶大な威力を発揮しています。このデータフリーではSNSを主に使えばデータの使用量も最低限に抑えられるので、結果的に契約プランも安いものにすることができます。

また最近はSNSでも画像や動画のやり取りも多く、普通に使っていてもデータの使用量が多くなってきています。そういうときにもデータ量を使用しないのはとても魅力的です。しかも速度制限がかかってしまっても、データフリーの対象サービスには制限はかからずスムーズにコミュニケーションができます。

メリットその2 利用料金のお得さ

MVNOの料金については各社しのぎを削っており、LINEモバイルは特別安いというわけではありません。ただキャリアを使っていた人なら使い方にもよりますがかなりの金額が節約できるのも事実です。実際に私は現在月々3000円前後の利用料で運用できており、キャリア時代に比べると5000円近く節約することができました。

また音楽が好きな私にとってはLINEモバイルのミュージックプランがとても重宝しています。LINEミュージックがデータフリーで聴き放題の上に、月の料金も通常の音楽定額サービスに比べて安くできるので嬉しい限りです。

メリットその3 契約期間の制限

キャリアで契約をするにあたって最も嫌な点は、いわゆる2年縛りのような契約期間が長く定められていることです。今の時代2年経てばスマホも世の中の状況もガラッと変わる中、2年間も同じキャリアで同じ端末を使うのはナンセンスだと私は感じています。

状況に応じて今の自分に一番合ったものを選んでいくレスポンスの速さが大事だと思うので私はキャリアを辞めました。LINEモバイルではデータSIMなら解約金なくいつでも変更できるし、音声通話SIMでも1年間使えば解約金無しで他社へ移ることもできます。

端末代が高く付くのでは思う方もいるかもしれませんが、月々の利用料金がかなり節約できているのでその分を貯めておけば1年後に最新の機種にしてもそんなに痛手にはなりません。むしろ何よりも毎日接しているスマホは常に使いやすいものにしておく方がメリットも大きいと感じています。

まとめ

今回はLINEモバイルのデメリット、メリットを私なりの目線で解説しました。率直な意見で言うと今のところLINEモバイルを使用して大きな不満はないのが現状です。

ただMVNOの業界も今後どのように変わるか分からないのでサービスも改悪してしまうこともあるかもしれません。実際通信速度などは契約者数によるところもあったり、使う場所によっても大きく変わってくるので使いながら注視していく必要があります。

現在1年以上使用して解約金もかからない状況になったので、いつでも他社へ移れる気持ちの自由度を感じています。2年だと長いなと感じていましたが1年だとあっという間だったので、迷っている方は深く考えすぎずとりあえず1年と思って契約してみるのもいいかもしれません。今回の記事が少しでもLINEモバイルにしようか迷っている方へ参考になればと思います。